投資用不動産の管理にも活用したい専用ソフト
不動産関係の事業を手がける企業が、賃貸管理などの業務を効率化する目的で導入しているのが、不動産管理ソフトと呼ばれる業務システムです。不動産管理ソフトにはさまざな機能が実装されており、活用シーンは物件や賃貸契約といった賃貸管理だけにとどまりません。不動産投資に関わる企業の間でも、管理業務を効率化するのに不動産管理ソフトが使われているのです。
投資用不動産の管理には、PMと略されるプロパティマネジメントと、AMに略されるアセットマネジメントがあります。投資用不動産の維持管理業務や賃貸借業務に加え、賃料の請求と回収などがプロパティマネジメントの主な業務です。不動産管理ソフトを使えばPMレポートも簡単に作成できるようになります。
一方のアセットマネジメントは、利回りが最大化するよう不動産投資家をサポートするのが主な業務内容です。AM会社はFM会社に管理業務を委託していますが、アセットマネジメント業務自体も不動産管理ソフトを使えば効率化できます。
このように不動産管理ソフトは賃貸管理に関わる通常業務の負担を軽減させるだけでなく、投資用不動産の管理にも威力を発揮します。不動産投資会社が不動産管理ソフトを導入すれば、投資家の多様なニーズに応える余裕も生まれ、winwinの関係が強化できるのです。